AI社会と「論語」。渋沢栄一先生の残したもの
【ガタろんご】
こんにちは、ガタローです。
AI社会こそ『論語』を身につけるべきです。
2021の大河ドラマ『蒼天を衝け』はじまりましたね。
主人公は『渋沢栄一』さんです。
福沢諭吉に代わる新しい1万円札の顔ですが、
その功績はあまり知られていません。
個人的にはある意味では
福沢諭吉先生よりずっと、
日本の近代化に貢献した偉人だと思っています。
新日鉄住金小倉製鉄所
大平洋金属
サッポロビール
東京海上日動火災保険
MS&ADインシュアランスグループホールディングス
三井住友海上火災保険
あいおいニッセイ同和損害保険
日本製紙
東京ガス
帝国ホテル
日立金属
KDDI
ダイワボウホールディングス
大日本製糖
住友重機械
三菱重工業
日本製鉄
住友化学
三井物産
日産化学
みずほ銀行
王子ホールディングス
王子製紙
IHI
いすゞ自動車
太平洋セメント
清水建設
東洋紡
川崎重工業
第一三共
古河機械金属
損害保険ジャパン
朝日生命保険
キリンビール
これらの有名企業を含め、
渋沢さんが起こした会社は500以上!
そのいずれも、明治維新以後の
日本の近代化を支える重要な
会社となりました。
渋沢さんは
『黒船到来』以降の
新しい『帝国主義』という価値観の世界で
日本が生き残っていくには、
経済力をつけなくてはいけない、と考えました。
しかし、
経済だけで、人の中身(道徳)が伴っていないと
本当の意味で国は豊かにならないとして、
『論語』と『経済』を一緒に考える、
【経済道徳合一説】を唱えました。
事業をする上では、
常に社会貢献や多くの人の幸せの実現といった
公益を追求しながら、同時に利益を上げていくという理念ですね。
しかし、
その20世紀を支えた企業が、
21世紀の今、
GAFAや他のAI・IT関連の海外企業に
コテンパンにやられてしまっています。
私はこれを
【AI黒船到来】と呼んで、
新しい【AI・IT主義】の価値の世界で
企業の価値を見直さなければ、
生き残っていけない今こそ、
あらためて、
『論語』と『AI』を一緒に身につける必要が
あると考えます。
なぜなら、
AIが人間の出来ることを代替する世の中では
相対的に人間がする事の価値が高まる
=人間的魅力が必要な社会になる
という事だからです。
道徳に宗教を使わない日本では、
古来『論語』を通じて
ひとのあるべき道を教え、
また読み書きの教科書としても
使ってきました。
渋沢栄一や
徳川家康、
もっと古くの、
聖徳太子の時代から受け継がれてきた
『ひとのあるべきすがた』
です。
それは
むずかしい内容でも
なんでもなく、
「人の嫌がることはしない」
「兄弟姉妹、仲良くする」
「ピンチの時は助け合う」など、
当たり前の内容ばかりです。
2500年前から伝わって、
これから先のAI社会でも
より人間らしさが
フォーカスされるために
必要となっていく論語、
それを
『日本の近代化の父』渋沢栄一さんが
大切だと唱えていて、
令和の今
『経済の象徴である一万円札の顔』となり、
『大河ドラマ』でも取り上げられている。
これは、
次世代社会で活躍する為に
論語をべんきょうしなさいよ!
という、
渋沢先生からのメッセージだと
思いませんか?
ガタロー子ども応援団では
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チェックしてみてくださいね!
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