今の教育ではヤバい!
今日は、『今の教育じゃ、ヤバい!』と気付いた話をします。
【結論】
答えのある問題を早く正確に出すことが第一義の
受験勉強では、事務処理能力がのびるけれど、
将来は、創造力があるニュータイプの人たちによって、
事務処理能力の差を無効にされ、
「ゲームのルールそのもの」を変えられてしまう
時代がくるからです。
私は上が15歳、12歳、8歳、6歳の4人の宝物に恵まれています。
みんなが、明るい未来に希望をもって
好きな分野の勉強を好きなだけやっていって欲しい
と思っています。。。。
いえ、思っていました・・・。
そう思って、子どもの学習を見守っていました。
いえ・・・
白状すると、
「目を背けてました。」
中3の長女の教科書、学校のノート、ワークの内容、
授業の進め方をよくよく見ると、、、
「30年前私が受けていた教育と全く同じやりかた」
で、学習しているのです。
衝撃でした。。。
そして、30年前の私と同じように中学1年生から塾に通って、
「答えのある問題を早く正確に解く事務処理能力」
を鍛えています。
考えてみてください。それが一番得意なのは、もちろんAIです。
事務処理能力を一生懸命鍛えてきた私が、今最先端自動車設計において、その能力が必要でなくなりつつある時代を感じているのに、
この先10年、20年後に社会にでるわが子が
『30年前の自分と同じ教育を受けているという事実』。。。
私の中学時代の英語の先生の言葉を借りて言えば、
”Running Mother”
に他なりません。
走るオカン =悪寒が走る ですが(笑)
中学の英語で覚えているのはこれだけですw
冗談はさておき、
30年前なんて、スマホはおろか「インターネット」すらありませんでした。
その時代にやっていた教育と同じものを、
子どもに与えて足りるわけがありません。
事実、欧米や中国のみならず、インド、中東、東南アジア
各国の教育レベルの進歩、革新はものすごいです。
(別記事で語ります)
じゃぁ、なぜあなたの周りの親はその「次世代教育」をやらないのか?
ズバリ、「知らないから」です。
人間は、
「自分が受けてきた教育に基づく価値観でしか、子どもを教育できない。」
生き物なのです。
「知らなくて、何をしていいかわからない」から、
とりあえず、
「自分が受けてきた教育と同じことをやらせてしまう」のです。
自分の無知から目を背けてはいけません!
必ず、
「事務処理能力だけでは勝てない」時代になります。
「答えのない問題に対して、適切な解を生み出す能力」
が必要になってきます。
既に、世界レベルではそれがスタンダードです。
そして、それは社会人になってから鍛えることはできません。
事務処理能力を鍛える受験勉強によって
作られた考え方では、
社会に出た瞬間に「ゲームチェンジ」の餌食です。
もっというと、事務処理能力は普通でも、
創造力がある人は、
事務処理能力の差を無効にする事ができる
「ゲームのルールそのもの」を変えてしまうことができるからです。
ではどうすればいいのか?
2つのポイントに気を付けて
子どもに物事を考えるようにさせるのです。
1つは
「だとすると、どうなる?」
何かをする前に、いきなり正解を求めるのでなく
仮定(仮説)と検証を繰り返す癖をつける事。
2つ目は
「考えを手放す」ことを覚えさせること。
子どもは頑張って出した答えは、
それが、頑張った物であればあるほど固執してしまいます。
一度忘れてる、手放すというのは
「心のコントロール技術」です。
子どもが自発的に身につけられるものではありません。
親がサポートをしてあげないといけないのです。
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