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ガタロー式”未来投資”教育法その5

第4回では 数学=考える力と、プログラミングが必要であることを話しました。

第5回は 数学と英語『だけ』やれば有利になる。と言う話をします。

先日、中学校の2年生の数学の授業を参観してきました。

教科書とワークで今の中2がやっている授業のレベルはわかっていましたが、

授業の状況を知るのはやはり現場を見るのが大切なので見た来たのですが、

簡単に言うと

・先生はとても丁寧に教えてくださっている。

・生徒たちもそこそこまじめに取り組んでいる。

・でもレベルが低い(学術的探求度合いが浅い言う意味)

基本的な数式やとき方の理解という意味では十分なのかもしれませんが、

ここから応用や入試に必要な数学力を高めようと思うと、

別の教材や、塾などが必要な理由がわかりました。

ワークと教科書をきっちりやれば、70~100点取れるとは思います。

大学受験や、レベルの高い高校とは差があるなという意味です。

 英語はもともと中学3年間で習った内容で、入試なので

後から追いつくことも出来る気がしますが、数学は積み重ねなので

つまづいたその時点までさかのぼればいいとは言うものの、時間がかかる+授業は進むので

取り戻しにくい。

「数学は後から取り戻そうと言うのは難しい」のです。

皆さんが今自分の子供の為にもう一度数学を勉強して取り戻そうと思っても出来ないのと同じく、

授業で過ぎてしまったところを、子供が「いまの授業を受けつつ取り戻す」のは難しいのです。

つまり、数学こそ積み重ねで、時間もかかるからこそ

受験の基本戦略として、数学の先取りと英語の先取りが必要なのです。

厳密に言えば国語も積み重ねなのですが、そのほかの教科は短期仕上げでもOK。

日本の受験システムは変遷期にありつつあるとは言っても、やはりまだ

数学と英語さえ出来れば一流大学に入ることができるという歪んだ受験構造です。

英語はこれから社会的技能としての重要性は下がってくるのですが、

それでも受験ツールとしては残ります。

それよりもやはり、これからやってくる人工知能社会で生き残っていくには、

数学を粘り強くあきらめずにくらい付いていくことが大事になってきます。

理想は物理数学が得意で、論理的思考能力を身に着けている。

次に、算数・数学は得意ではないけど、数学アレルギーは無くて論理的思考の癖が付いている。

せめてこれくらいの位置に意識があれば、高校数学にもなんとか対応していける余地があります。

残念ながら、すでに報道でも紹介されている通り、

これからの日本の大学は「全入時代」に入ります。

つまり、学部を選ばなければ、お金を払えば必ずどこかの大学に入れるということです。

だれもが入れるから大学だからこそ、何を学んだかが重要になってくるのであり、

人工知能社会が求める人材が、理系の学生であることは明らかですので、

今の内から「数学」「論理的思考」から逃げないように、子供を導いてあげる、もしくは

そういう環境を用意してあげるのが、せめてもの親に出来る事です。

もちろん、理系大学でなくても普通に4年生大学に通って卒業するだけで価値があります。

自分の自信にもなるし、社会的ステータスとしても。

そして公務員やサービス業などに従事するのも立派な選択肢です。

忘れてはいけないのは、

公務員やサービス業が無くなりはしないのですが、

「社会そのものが、AIを技術的基盤とした構造になっていくことは確定路線」であり、

今から15年後のその社会で、活躍していける人材になるために、

「今」やらなければならないのが、「数学・論理的思考力」と「英語」だと言うことです。

じゃぁ実際に何をやればいいかというと、

お勉強で言えば、数学・英語⇒公文の先取り学習。これで十分です。

これは楽しみながら学ばせるのが大事。

中学に入ってから始めると、「苦行」に感じてしまいます。

そしてもう一つ論理的思考は、特殊な訓練が必要です。

囲碁、将棋などは確かにその一環なのですが、応用範囲が狭く、また「向き不向き」もあります。

確実に論理的思考力を鍛えるには

「広く応用の利く論理的思考を鍛える機会」を、「定期的」に与えなくてはいけません。

これはもちろん今の文部科学省の学習指導要領には載っていないので、

親が「確たる意思と信念」を持って、その機会と環境を準備してあげない限り

子供が自分から見つけてきて、その能力を伸ばす努力をするのははっきり言って無理です。

よしんば子供がそれを見つけてきたとしても、

親が「それが子供の能力を伸ばす機会として必要である」という価値観を持っていない限り、

子供は続けることが出来ないのです。

現在ガタロー子供応援団ではその場を提供するべく準備を進めています。

どうかお楽しみに!

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