夏至とは、一年で一番日が長く夜が短くなるころだよ。
お帰りチャイムが鳴っても明るいから
「まだ遊びたいな～」って思うかもしれないけど、
ちゃんとおうちに帰ろうね！
ここからどんどん気温があがり、暑さは日に日に
きつくなっていくんだね。
でもお日様がでている時間は冬に向かって少しずつ
短くなっていくんだよ。
冬至の頃に芽を出した「靫草(うつぼぐさ)」が
枯れていく頃だよ。
色鮮やかな夏の花が開花するという時期に、
枯れていく花に思いを寄せた、
昔の人のの優しさを感じる言葉だね。
アヤメが花を咲かせる頃だよ。
アヤメが咲くと、梅雨到来といわれていました。
アヤメ、ハナショウブ、カキツバタはよく似ており、非常に見分けがつきにくいんだ。
「いずれあやめか、かきつばた」
という言葉があるんだよ。
どちらも美しくてどっちが一番か
決めにくいという意味だよ！
「どんぐりの背比べ」とは違って
トップ争いっていうことだね！
アヤメの区別は日記に詳しく書いてあるよ！
（学びタイでも見れるよ）
これまたややこしいけど面白い日本の季節！
この候はもともと「半夏（はんげ）」
（からすびしゃくともいうんだけど）の花が
生ずる（咲く）時期からそう呼ばれるようになったのだけど、
同じ「半夏生」という名前の花もあるんだ。
葉っぱはこの時期に半分白くなるんだって。
だから「半化粧」とも言われるんだよ！面白いね！
半夏が生える頃であり、かつ
半夏生の葉が白く染まる頃でもある。
どちらも田植えを終わりごろ咲くことから
農事の節目となる自然のサインとして
古くから親しまれている花たちなんだ。
果物 夏みかん
夏みかんは、疲れを和らげるクエン酸と、
日焼けした肌に効く、美肌効果のある
ビタミンCがたっぷり詰まっているよ。
酸味が強く、香りがいいので
レモンの代わりにもつかえるよ。
魚 鮎
清流にすみ、淡水魚の代表である鮎。
川によって味が違うといわれ、
きゅうりに似た独特の香りから、
「香魚(こうぎょ)」とも言われるよ。
野菜 オクラ
オクラの粘り気は、免疫力を高め、
胃の粘膜を強化し、ストレスで
弱ったお腹の調子を整えてくれるんだ。
夏のネバネバ野菜は、
夏バテ予防の心強い味方です！
酒 冷酒（ひやざけ）
ひやざけは燗をせずに飲む酒であり、
常温のお酒のことを言い、冷蔵庫で
冷やした冷酒(れいしゅ)とは違うんだよ！
日本酒の本当の美味しさがでてくるのは、
ひやざけの常温とされています。
「ありのまま」が一番おいしいんだね！
行事 夏越しの祓え
六月の末日(晦日)は、十二月の大晦日と同じく
「大祓(おおはらえ)」の日です。
この日は各地の神社で、罪や厄災を祓う
「夏越の祓」が行われ、
茅草でつくった輪をくぐる
「茅の輪くぐり」が行われます。
ちょうど一年の半分が終わる頃だから、
半分への感謝と、これからの半分を
無事過ごせますようにっておまいりするんだね！