「小寒」は「寒の入り」ともいわれてこれから
ますます寒くなるころだよ!
この小寒から節分までの30日間を「寒の内」というんだ。
芹の芽は春の七草のひとつだよ!
花を咲かせるのは夏。また、冷たい水辺に育つ植物で、1ヵ所から競り合って生えていることから、
「芹」と名前が付いたんだって!
この時期はまさにみんな受験で競りあっているね。
水泉動は、「すいせんうごく」ともよむよ。
寒さはまだまだ厳しいけど、冬至を過ぎて長くなりだした
お日様の光でだんだん大地が暖められ、地中の凍っていた泉がかすかに
動き出す頃というイメージが伝わってくるね!
目に見える世界はまだまだ寒いけど、目に見えない大地の下を
確実に近づいてくる春の声・・・そんなものに耳をかたむけて
すごしてみるのもいいかもね!
雄の雉(きじ)が鳴き始めるころだよ。オスが、メスを呼んで
「ケーン、ケーン」と鋭く啼く声が甲高く寒天に響くんだ。
でも町にいたら、まずそんな雉の鳴声なんて聞くことないよね。
鶏ですら聞く機会ほとんどないくらいだもの。
でも野鳥の鳴き声を聞き分けられると、
少しだけ鳥に近づいたといわれるから、
これから春に掛けて生き物の鳴き声に耳をかたむけてみよう!
蝋梅(ろうばい)
寒さに強く、花の少ない冬に咲く貴重な花だよ
甘い香りが特徴的で、ろう細工みたいな花びらと、
梅に似ていることから蝋梅という名前なんだ!
花 柊(ひいらぎ)
葉の鋭いトゲで、魔よけになるされているよ。
でも、鋭いトゲは老樹になると、トゲをなくなって丸い葉になってしまうんだ!
人間みたいだね!
「俺も昔はトンガってたけど、丸くなったな」
なんていっているおじさんを良く見かけるよ。
そういうおじさんは体型も丸くなっているよ
七草かゆ
無病息災を願って、1月7日に春の七草
(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、
ホトケノザ、スズナ、スズシロ)の入ったお粥を食べるんだ。
年末年始でこってりしたものをたくさん食べたおなかを
やさしくいやしてくれるんだね。
七草全部言えるかな?
ふぐ
この時期の河豚は、産卵前で脂がのってて
とてもおいしいんだ!
刺身で食べる合は「てっさ」と呼ばれ
普通の魚よりも弾力があり噛み切れないから、
薄く切って、ポン酢につけて食べるんだね!